女性コンサルタントのブログ

⑤女性の集客が難しいと感じた時に見直すべきポイント

女性の集客が難しいと感じた時に見直すべきポイント

女性マーケティングの中で、イベントを実施することがあります。
イベントがうまくいかないとき、どうすれば多くの女性のお客様に参加してもらえるか?!についてご紹介したいと思います。

女性がターゲットなのに、女性の集客がうまくいかないのはなぜ?

女性をターゲットにした新商品やサービスをPRするために、イベントを開催することがあります。

このとき、多くの女性客を集めることができれば、商品の良さをわかってもらうことができます。

イベント中に商品販売もできれば、売り上げアップのチャンスにもつながります。

しかし、このようなイベントでも、その内容について十分に検討をしないと、ターゲット女性の集客がうまくいかない結果に終わることもあります。

イベントを成功させるために心がけたいことは、

女性をターゲットとしたイベントなら、

女性の「買い物をするプロセス」に沿うような内容を企画することが大切です。

このプロセスは、女性の脳の特徴からくるものなので、

まずは女性脳の仕組みを知り、男性脳との違いをよく理解しましょう。

この違いが理解できれば、男性がイベントを企画しても、女性が満足する内容となり、

売り上げ増につながります。

イベント集客に影響を与える要因は?

イベントは短期間で多くの経費を使うため、

イベントがうまくいかないときは「経費の無駄遣い」となり、

次に同じイベントを開催できる可能性はなくなってしまいます。

予算が限られていることがほとんどで、

予算枠におさめようとして当初の企画から妥協せざるを得ないことも多く、

そのために集客に失敗してしまうこともあります。

イベントがうまくいかないとき、その原因は3つあります。

①時間や場所の選定が悪い
会場設定は、ターゲットに合わせて予算内に収まるように配慮しなければなりません。

女性をターゲットにする場合、独身OLなら平日の仕事帰りの時間帯でオフィス街に近いところ、

子育て主婦なら、土日の昼間で買い物もついでにできる場所というように

「ターゲットが来場しやすいか(立地)」

「わかりやすい場所か(知名度)」

「イベントの内容と場所があっているか(イメージ)」

をチェックしつつ、広さや利用料なども考慮して会場を選びます。

予算が十分にないときは、会場設定にお金を使い集客を優先するか、

イベントのコンテンツを充実させて遠方でも集客できる内容にするか、どちらか選びます。

②告知不足
告知には、チラシや広告、SNSなどさまざまな媒体がありますが、

女性をターゲットにするときは、そのターゲットに接触できる可能性が高い告知方法を選ぶようにします。

例えばシニア女性がターゲットなら、インターネットを利用した広告よりも、

チラシやポスター、新聞広告の方が情報が届きやすいと言えます。

③コンテンツパワー不足
イベントで集客が見込めない最大の原因は、「イベントがおもしろくない」からです。

特に女性客は、その結論を出すのが早く、

イベントの途中でもおもしろくないと思えば、席を立ち帰ってしまいます。

ここでは女性の買い物をする心理や女性脳の働きに注目して、イベントの内容を組み立てることが必要です。

女性集客が見込めるイベントとは? 脳の違いから考えてみよう

イベントで集客を上げるには、男性脳と女性脳の違いをふまえて、次のように考えてみましょう。

1.ターゲット女性の悩みが解消される内容になっているか

男性脳は、品質の良さと値段を最優先に考えて商品を選ぶのに対して、

女性はそれを使うことで、それまでの悩みがなくなることをイメージしています。

イベントは「体験型」の内容とし、商品を使えば悩みが解消されること、

そして値段や商品のデザインも満足できるものであること、

すぐ買うこともできるなど、

あらゆる点において女性の五感に響く内容を提供し、満足してもらいながら、

「理想の自分」に近づけるような内容やストーリー展開を行います。

会場内は清潔な空間であること、

必要に応じて備品もそろえて、

女性が「来るだけで満足できる」環境もあらかじめ整えておくようにしましょう。

2.イベントの内容は、商品の説明から購入に至るまでのストーリーがあるか

女性は、商品の品質に満足するだけでなく、

説明をしてくれた店員の接客態度なども含めて、

あらゆる情報を左右の脳を活発に働かせながら買い物をしています。

イベントの内容は、このような女性の心理をふまえて、

商品体験、説明、販売に至るまでのストーリーを用意しておくのがベストです。

商品説明を聞いて納得した女性客は、

イベント終了時に出口付近にある「販売コーナー」で買い物をしてくれます。

3.情報手段を駆使したイベントの告知

イベントに参加した女性客全員が、商品を買ってくれるかといえばそうではありません。

実際の購入率は、10~40%とも言われています。

それゆえ、できるだけ女性客を多く集めた方が売り上げアップになります。

開催予算を超えないように経費を使ってチラシを作ると同時に、SNSもうまく利用して集客に努めます。

女性ターゲットのイベントは女性の購買心理を満たす企画がカギ

女性をターゲットにした商品を、イベントを開催して広くアピールするには、

一方的な説明会とするのではなく、集まった女性客にも参加・体験してもらえるような時間をとり、

その商品のメリットを実感してもらえるようなストーリー作りを心掛けてください。

またイベントが終了したとき、「買ってみようかな」と思った人たちのために、

販売コーナーを設けることも忘れないようにしましょう!