突然ですが、「素敵だな。」とか
「なんか真似したいな。」とか「一緒にいて楽しい!」
と思わせる人って、どんな方ですか?
私は、会話中、お相手がどんなリアクションをされるのか、すごく気になります。(←職業病)
人と会話をする上で大切なのは、そのシーンに合ったリアクションを取れているかということです。
一つは、表情管理。
お相手の気持ちに寄り添って、表情を合わせることが大切です。
特に、相手が話している際、表情が好印象だったとしても、
「無言」でいると、話をしっかり聞いてくれているのか不安になってしまいます。
また、感情が表情に出にくい方は、
「今って不機嫌?」と思われたり、「だるそう」に見えたり
相手に不要な気遣いをさせてしまわないためにも、
ほんの1.5倍ほど表情のリアクションを上げると、お顔の表情がイキイキと出てきます。
聞いている際は、うなづいたり、あいづちを打って、
しっかり「聞いているサイン」を出してくださいね。
「そうなんですね」
と一言あるだけでお相手は安心して話を展開させることができます。
2つ目は「姿勢」
カウンセラー的「聴き方」ですと、やや前傾姿勢で
「あなたのお話、聴かせて頂いてますよ」と大きくうなづいたりします。
座る位置は、正面は「対峙」の位置とされるので、
「親しみ」の横並びか、
もしくはカウンセラー的な「90度」とすると、
お互い目線も適度に合い、リラックスしてお話できますね。
3つ目は、声のトーン。
話のトーンに合わせて声のトーンも変えます。
明るい話のときは、おでこのあたりから声を出す。(←イメージですよ^^)
逆に深刻な話ならば、「胃」のあたりから声を出すことで深みが増します。
一番大切なのは、「お相手のペースに合わせる」ということです。
お相手の気持ちをいち早く察することができるのが「気遣い」です。
相手に話かけた際、相手が今どんな気持ちか、
何を話したいのかを見分けて
相手のペースに合わせた会話を展開することが大切です。
(相手がお話ししやすい環境を作る。話せるような質問をする。「詰問」はダメですよ)
基本的には自分の話を優先するよりも、
「あなたを知りたいです」
という視点で問いかけたり、聞く側にまわるとスムーズなコミュニケーションが取れるかと思います。
相手の話が7割、自分の話は3割ぐらいがちょうど良いとされていますよね。
あと、よく見かける、最後まで話を聞かずに会話を横取りして自分の話をする
「会話泥棒」にも注意です!
最後まで相手の話を全部聞くことによって、
自分のことを知ろうとしてくれる姿勢が嬉しいんです。
間違っても、話のオチをお相手から取らないで〜。
「好かれる人は常に意識している聴き方」から分析したことを書かせていただきました。