いよいよ新年度が始まりますね。
新入社員を迎え入れる大切な時期です。
新入社員の皆さんは、社会人デビューにあたって、きっと漠然とした不安を持っていることでしょう。
また、先輩社員の皆さんも、
1年で最も忙しい時期に新入社員さんをイチから指導することに、
時間的精神的な不安や負担を感じているのではないでしょうか。
「皆が大変な季節」・・・それが春です。
だからこそ、社会人として働くために、『重要度の高いこと』から学び・教えることができたら良いですよね。
そこで本日のコラムでは、新入社員・先輩社員の双方の立場から見て
相手の思いや状況を相手の立場で考えた上で、自分はどのように行動すれば良いのか?
どうすれば、より良いスムーズな成長・育成につながるのか?
ということを新入社員・先輩社員のお互いの立場で考えてみました。
【ご相談者はこの春、大学を卒業されたばかりのA美さん。憧れの某大手商社に入社予定です。】
実は極度の「人見知り」。
本当にただ単に人見知りなだけで、「不機嫌」だと言われてしまいます。
どうしたら良いでしょうか?というお悩みです。
<ポイント1>
新入社員さん(A美さん)に知ってほしい!「良好な人間関係の築き方」
▼『ココ』をちょっとだけチェンジしてみては?!
“リアクション上手”になってみましょう!
・リアクションが薄い
・受け身(自分からかかわってこない)
・立ち直りが遅い
これが先輩から見た「やりづらい新人」のベスト3です。
この中でも最も人間関係において重要なのは、
反応(リアクション)です。
つまり、『返事』や『あいづち』です。
先輩が雑談してくれるのは、
新入社員のA美さんの緊張をほぐしたり、
心の距離を縮めようとしてくれているから。
それなのに、本当に話を聞いてる?!
がわからないと、相手も人間ですからムッとしたりもしますよね。
仕事の会話も雑談も
相手の気持ちを受け止めた証拠である
「リアクション」反応を大切にしましょう。
<ポイント2>
先輩社員さんへのアドバイス!「人見知りな後輩との人間関係の築き方」
▼『ココ』をちょっとだけチェンジしてみては?!
自分の経験を“知恵”として伝えてみましょう!
日本人のほとんどは自分のことを「人見知り」と捉えています。
だからこそ逆転の発想で、「人見知り」はもはや普通のこと。
人見知りな人でもできる、
ちょっとした工夫はあるんですよ、ということを教えてあげたいですよね。
例えば、先輩のあなたが初対面の人と心の距離を縮めるために工夫していることを伝えるのも、
新人の方にとったらすごく嬉しい「勇気づけ」になるでしょう。
例えば、名前をつけて挨拶する、
リアクションをきちんととる、
聞き上手になるなど、
先輩のあなたの経験から生まれた知恵をぜひ教えてあげてくださいね。
ちなみに私は、
コンビニの会計時に店員さんに“ありがとう”を言うことも
立ち寄った飲食店で「ごちそうさまでした」を言うことも
人見知り克服のためのトレーニングになるんですよ。と言っています。
焦らなくていいんです。一歩づつ、あなたらしく。
A美さん、応援していますよ!
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