突然ですが、質問です。
あなたのお店は、みんな仲が良いですか?
あなたのお店のメンバーのチームワークは良いですか?
さて・・・。
この質問の答えを出すのに、”何を基準にして考えたか?”で
あなたが「仲が良い」と「チームワークが良い」の違いを理解しているかがわかります。
「仲が良い」とは、端的にいうと、気が合うかどうかです。
メンバー一人一人をおもい浮かべて「仲が良い・悪い」のジャッジをしているはずです。
一方で、「チームワークが良いか」を考える時は、
「仲が良い・悪い」や「気が合う・合わない」は必要ありません。
それが大きな違いです。
チームワークとは、成果を出すために各自が持っている能力を存分に発揮して一丸となる関係性です。
互いを尊重し、それぞれの強みを活かし、弱みを補完し合うことで5人のチームであれば
1×5=5でなく、10や20のパワーを発揮できる状態こそが「チームワークが良い」と言えるのです。
チームワークをよくするのは店長の役割ではなく、メンバー全員の役割です。
店長はまず、そのことを皆さんに理解してもらいましょう。
その上で、全員で向かうべきビジョンや目標を明確にする。それがリーダーの役割です。
チームワークが良ければ、意見の食い違いや摩擦を恐れる必要はありません。
反対意見も、「成果を上げるための意見」であり、文句や否定ではなくなるからです。
メンバー全員がそれを理解したとき、チームから不要な揉め事は消え、
成果はどんどん上がっていきます。
各自の強みを惜しみなく発揮し、弱みはフォローし合うことがチームワークなのです。