子どもの外出先マナーは「叱る」より「思いやりを伝える」こと
お子さまと外出したとき、電車の中やレストラン、親戚のお宅、旅行先などで、
「静かにしなさい」
「ちゃんとして」
「ダメでしょ!」
と、つい何度も声をかけてしまうことはありませんか。
本当は、叱りたいわけではない。
けれど、周りの方に迷惑をかけないか気になったり、その場をどう収めたらよいのかわからず、保護者の方ご自身も疲れてしまうことがあるかもしれません。
夏休みや帰省、旅行、外食など、お子さまと一緒に外出する機会が増える時期は、親子でマナーを見直すよいタイミングです。
マナーは、子どもを縛るためのルールではありません
私は、マナーとは、子どもを厳しく縛るためのものではなく、
自分も相手も心地よく過ごすための「思いやりの形」だと考えています。
大切なのは、「ダメ」と注意することだけではありません。
なぜ、その行動が必要なのか。
相手はどんな気持ちになるのか。
どうすれば、自分も周りの人も気持ちよく過ごせるのか。
その理由を、お子さまにもわかる言葉で伝えていくことだと思うのです。
たとえば、電車の中で大きな声を出してしまったときも、
「静かにしなさい」と言うだけでは、子どもにとっては“怒られた”という印象だけが残ってしまうことがありますよね。
そのようなときは、
「電車の中には、疲れて休みたい人や、本を読んでいる人もいるね。
だから、今は少し小さな声でお話ししようね」
と伝えることで、お子さまは「なぜ静かにするのか」を少しずつ理解できるようになります。
マナーは、形だけを覚えるものではありません。
人を思いやる心を、言葉や行動で表すものです。
Gakken様の子育てマナーコラムを監修いたしました
このたび、株式会社Gakken様が運営されている子育て情報サイト「こそだてまっぷ」にて、
小学校低学年のお子さま向けの外出先マナーコラムを監修させていただきました。
今回のコラムでは、夏休み前のお出かけや帰省、外食の機会が増える時期に向けて、親子で確認しておきたい外出先マナーについてお伝えしています。
記事では、主に次のような場面でのマナーを取り上げています。
- 電車や公共交通機関での過ごし方
- レストランや外食時のマナー
- お友だちのお宅へ伺うときの心配り
- 旅行や帰省先で気をつけたいこと
また、こちらの記事はYahoo! JAPANにも掲載いただきました。
多くの方にご覧いただける機会となり、大変ありがたく、身の引き締まる思いです。
お子様にマナーを伝えるときに大切なこと
小さなお子さまにマナーを伝えるときに大切なのは、大人の正しさを一方的に押しつけることではありません。もちろん、公共の場で守るべきことや、周りの方への配慮は大切です。
けれど、お子さまにとっては、まだ社会の中でのふるまいを学んでいる途中です。
だからこそ、
- 「どうして、それが大切なのか」
- 「相手はどんな気持ちになるのか」
- 「どうしたら、みんなが心地よく過ごせるのか」
を、やさしく、具体的に伝えていくことが大切です。
マナーを通して育まれるのは、単なる作法だけではありません。
相手の立場に立って考える力や、自分の行動を見つめる力、そして人と心地よく関わる力です。
親子でマナーを見直すきっかけに
まだ小さいお子さまとの外出は、時に大変なこともありますよね。
私ももちろん思うようにいかないこともありましたし、保護者の方が周りに気を遣い、疲れてしまうこともあるかもしれません。
けれど、外出先での出来事は、お子さまにとって社会を学ぶ大切な機会でもあります。
「ちゃんとしなさい」ではなく、「どうしたら、みんなが心地よく過ごせるかな?」と一緒に考える。
その小さな積み重ねが、お子さまの中に、相手を思いやる心を育てていきます。
夏休み前のお出かけや帰省、外食の前に、ぜひ親子で外出先のマナーを見直すきっかけとして、記事をご覧いただけましたら幸いです。
▼監修記事はこちら
このような貴重な機会をいただきましたGakken様に、心より感謝申し上げます。
YAHOO JAPAN様 小学校低学年の夏休みまでに教えておきたい「外出先でのマナー40」【元JALファーストクラスCAがアドバイス】
マナーは、人を思いやる心を形にするもの
株式会社キャリア・ジョセフィーヌでは、元JAL国際線ファーストクラスCAとして培ったホスピタリティをもとに、子ども向けマナー講座、企業研修、接客・接遇改善のサポートを行っております。
マナーは、堅苦しいルールではありません。自分も相手も大切にするための、やさしい心の表し方です。
お子さまにも、大人にも、そして企業の現場にも通じる大切な力として、これからもマナーとホスピタリティの本質をお伝えしてまいります。
子ども向けマナー講座、親子マナー講座、企業研修・接遇研修のご相談も承っております。
ご希望の方は、お問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。

