女性キャリアアカデミー

人生を、美しく、しなやかに。

スキルと強みで、私だけのキャリアを。

ミドル世代のキャリア女性のための

【3ヶ月】未来設計キャリアコーチング

「ワタシ、このままでいいの・・・?」

 

一つの会社で定年まで勤め上げる、「十分にやり切った」と感じたタイミングで独立する、やりたいこと・やるべきことを見い出して起業する・・・。

キャリアの築き方に正解はないけれど、働き方や内容に違和感を持ちながらなんとなく歳を重ねていると、自分に正直でない気がしてモヤモヤしてくるものです。

長く走り続けてきたからこそ見えてきたことや、悔しさに涙した経験、ささやかなやりがいとともに、あなたにとっての働き方の「最適解」を見つけてみませんか?この3ヶ月は、きっと、あなたの「これから」を考えるヒントになるはずです。

 

真面目なミドル世代ほど、「私には何もない」と言いがちなんです。

 こんな悩みをお持ちではありませんか?

 

  • もう、お金のためだけに働くのは疲れた…。もちろん生活は大事。でも、それ以上に“自分の時間”を大切にしたい。やりたいことをやって、心から納得できる働き方をしたいって、最近すごく思う。

 

  • 起業や副業に興味はあるけれど…私にできることなんてあるのかな?スキルも経験も中途半端な気がして、自信がなくて、怖くて…最初の一歩がどうしても踏み出せない。

 

  • 子育てが落ち着いて、ふと気づいたら…同期とキャリアの差がこんなに広がってた。私だって頑張ってきたのに、なんだか一人だけ取り残された感じがして、モヤモヤする・・・。

 

  •  キャリアブランクを経験するたびに、将来が不安になる。社会に戻れるのかな?ちゃんと通用するのかな?このまま遅れをとってしまうのかな…?

 

こんなふうに感じたことのある方は、ぜひ続きをお読みくださいね。

 

 

頑張ってきたのに、心のどこかで『これじゃない』と感じるのはなぜ?

 

目の前の仕事に向き合い、努力を重ねてきた。

それなりに成果も出してきたし、周りからも評価されている。

でも、ふとした瞬間に、心の奥で「このままでいいの?」と問いかけている自分がいる。

 

 

 

ずっと走り続けてきたはずなのに、未来のビジョンがぼんやりしている。

「次に進みたい」「もっとできることがあるはず」

そう思いながらも、具体的に何をどうすればいいのかわからない。

 

 

 

最初は「今の仕事をもっと極めよう」と思っていた。
けれど、気づけば 自分のキャリアを築くための選択肢が見えなくなっていた・・・。

 

 

 

✔ 働くことは好きだけど、バリバリ出世したいわけじゃない

✔ やりたい仕事が見つからない

✔ このまま定年まで会社員を続けるのがベストなの?

✔ 転職?副業?起業? でも、私には何もない・・・

✔ そもそも「好き」を仕事にって難しくない?

✔ もっとステップアップしたい。でも、一歩踏み出す勇気が持てない

 

 

そんな葛藤を抱えながらも、何も変えられずに時間だけが過ぎていく。

今の仕事に不満があるわけじゃない。

でも、どこか「自分の人生を生きていない」ような気がしてしまう。

 

 

そんな想いを持った女性たちから、よくご相談をいただきます。

 

 

あなたは決して「何も持っていない」わけではありません。

これまでの経験、培ってきたスキル、仕事への想い。

それらをどう活かせばいいのかが、まだ整理できていないだけ。

 

 

キャリアの方向性が定まらないのは、あなたのせいではありません。

「どこを目指せばいいのか」が明確になれば、自然と次の行動が見えてきます。

 

 

人とは比べられない、自分だけの宝物が入った引き出しを、あなたも持っていることに気づいてほしい。

 

このプログラムでは、あなたが本当に求めている未来の姿を一緒に描いていきます。

 

  •  これまでの経験やスキルをどう活かせるのか整理したい
  • 「これから」のキャリアプランを明確にしたい
  • 転職・副業・起業…どの選択肢が自分に合っているのか知りたい
  •  今の仕事を続けながら、次のステージに進むための一歩を見つけたい

 

何も決まっていなくても大丈夫。自分が仕事に何を求めて、どう働きたいか、あなたにとっての働き方の「新基準」を一緒に探していきませんか?

【お客様の声】
ご相談にお越しになったお客様から、以下のご感想をいただいています。

 

◎「ずっと会社員でいるべき?」と悩んでいた私が、自分に合った働き方を見つけました!

▶ (Before)
仕事は順調で、それなりに評価もされてきました。でも、定年までこのまま続けるのが正解なのか、ずっとモヤモヤしていました。転職も副業も気になるけど、どれが正しい選択なのか分からなくて…。

▶ (After)
セッションで優子さんと話しているうちに、私が 「本当に求めているのは自由度の高い働き方」 だと気づきました!「好きなことを活かして副業から始めるのはどう?」と提案され、今では講座をスタート。こんな未来があるなんて、以前の私には想像もできませんでした!

(M・K様)

 

 

◎「何がしたいのか分からない…」そんな私が、強みを活かしたキャリアプランを描けるように!

▶ (Before)
「やりたいことがないわけじゃないけど、これって仕事になるの?」と、いつも考えてしまい、一歩を踏み出せずにいました。自信もないし、何を選べばいいのか分からないまま時間だけが過ぎていました…。

▶ (After)
優子さんに「今までの経験の中に、すでに強みがあるんだよ」と言われてハッとしました!自分では当たり前だと思っていたスキルが、他の人にとって価値があると気づき、 「この強みを活かしたらどう?」と具体的な道筋が見えてきました。 未来がクリアになったことで、不安よりワクワクの気持ちが強くなりました!

(A・M様)

 

 

 ◎起業したいけど怖い…そんな私が、迷いなく決断できた理由!

▶ (Before)
「いつか起業したい」と思いながら、結局何も行動できないまま。でも、家族のこと、お金のこと、すべてを考えるとリスクが怖くて、何から始めればいいのか分かりませんでした。

▶ (After)
セッションで話しているうちに、「いきなりすべてを変える必要はない」と言われて気が楽になりました! 優子さんに『まずは小さく始めて、やりながら方向を決めてもいい』と言われ、最初の一歩が見えました。 今は副業として少しずつ始めていますが、未来への不安が消え、むしろ楽しみが増えました!

(K・S様)

 

 

 ◎キャリアブランクが不安だった私が、「経験こそが強み」と気づけた!

▶ (Before)
結婚・出産を経て、長いキャリアブランクがある私。復職しても「後輩に追い抜かれるかも」「もう第一線では戦えないかも」と、不安ばかりが募っていました。

▶ (After)
でも、優子さんに 「ブランクがあるからこそ、見える視点がある」 と言われたとき、驚きました!確かに、私は以前よりも広い視野で物事を見られるし、職場でもチームをまとめる力がついている。 「この経験を活かせばいいんだ!」と気づいてから、自信を持って仕事に向き合えるようになりました!

(A・A様)

 

 

◎「同期とのキャリア格差」に悩んでいた私が、私らしい人生を選べるように!

▶ (Before)
子育てがひと段落し、職場に復帰したら、同期のキャリアは順調に進み、私は「置いていかれる」ような感覚に。私だって頑張っているのに、何も変えられない自分にモヤモヤしていました。

▶ (After)
優子さんとのセッションで 「あなたの人生は、あなたが選んでいいんだよ」 という言葉に涙が出ました。私は夫と比べるのではなく、「私がどう生きたいか」を考えればいいんだと気づいたんです! 今は自分のペースで新しい学びを始めて、将来的に仕事の幅を広げる準備をしています。
(F・A様)

 

キャリアに悩むオトナ女性に贈る、

人生後半のキャリア戦略に大切な5つのステップ

 

 

 STEP1 自分にとっての「ステージアップ」とは何か細分化して考える

キャリアという言葉の意味はもちろん、それがアップするとはどういうことなのか、キャリアアップするのがイヤなら、それはなぜか詳しく考えていきます。

自分に自信がないのか、人の面倒を見るのがイヤなのか、収入が大幅に上がるならやっても良いのか・・・。

キャリア観が曖昧なままでは、何をしても、いつまで経っても悩みは解消されません。

何にモヤモヤしているかすら、分からないという人は、”やりがいを感じる瞬間””感じない瞬間”など自分のプラスとマイナスの感情を書き出してみるのも、おすすめです。


STEP2 自分がどんなふうに働きたいのか具体的にイメージする

自分が求める働き方や条件を、ライフプランも含め、詳しくイメージしていきます。

どんな業種のどんな規模の会社で、どのくらいのお給料をもらってどう働きたいのか、趣味や家族との時間を優先したいのか、などライフステージごとに見直しを測っていきます。

そこに、「何かを得るためには、何かを諦めねば」と二者択一で考える必要はありません。

「子育てを優先するならキャリアを諦めなければ」ではなく、育児しながらキャリアを積める会社もあります。

両方を叶えられる場所を探すつもりで、思うままに挙げていきます。


STEP3 自分の3つの「強み」を知る!

強みは「スキル=経験から身についたこと」「能力=経験をスキルに変える力」「特性=性質・個性」の3要素から構成されます。

例えば、3年連続で営業成績トップの人は、コミュ力(特性)と、相手が喜ぶことを企画する力(能力)があってこそ高い営業力(スキル)が身についている、など。

自分の強みの傾向を細かく分解できたら、3要素それぞれの強みを活かして、広報や企画など、営業職以外の業種にも挑戦できそう。

適職は一つだけでなく組み合わせやスキルの積み重ねで増えていくものなのです。

 

STEP4 「強み」が活かせる「場所」を探す

あなたの強みは「場所」によって左右されます。

例えば、事務作業が得意な人が飛び込み営業を命じられても、力は発揮できません。

あなたの能力を最大限活かせる場所を一緒に考えます。

また、自分に合った場所を引き寄せるには、自らアピールすることも大切。

普段から自分の強みを発信しておけば、異動や新プロジェクトへの抜擢など、思わぬチャンスが訪れます。

この方法は、組織の中の人だけではなく、フリーランスの人にも有効です。

 

STEP5 自己分析を元に、今の会社にステイor異動or転職or起業するか考える

最初から転職に限らず、実は今の環境で叶えられる場合もあります。

自分が今何ができるか整理してみましょう。適職は、経験や価値観で変わっていくもの。

声をかけられたら自分には不向きだからとはねつけず、せっかくだからやってみよう!とトライすれば、適職に巡り合うチャンスも増えていきます。

 

継続サポート「未来設計キャリアコーチング」の受講内容

「3ヶ月継続サポート未来設計キャリアコーチング」の受講内容は以下の通りです。

基本はテキストにそって進みますが、その時の状況やお悩みに合わせて対応できるようマンツーマンの受講スタイルになっています。

  • 期間:3ヶ月/セッション計6回(月2回 × 1時間程度)
  • 日程:ご都合の合う日程で調整します
  • 場所:Zoomにて開催します。

3ヶ月継続サポート未来設計キャリアコーチングでは、上記5つのSTEPを含めたアドバイスを行い、あなたの経験や強みを引き出し、理想の未来を実現する道筋を一緒に見つけていきます。

「あなたらしい理想の働き方」を明確にし、今できることを整理します。そして「何ができるか」ではなく、「何を大切にしたいか」。

あなたの想いを形にするために、まずは、無料体験セッションでお話を聞かせてください。

 

【3ヶ月継続】未来設計キャリアコーチング無料体験セッションの流れ

1.お申し込みと同時に、候補日をご記入ください。メールにて、日程のご案内とヒアリングシートをお送りいたします。

 

2.セッションは90分、Zoomを使って行います。

 

3.まずはあなたのお話をじっくり伺わせてください。

 

4.あなたの現在の状況となりたい未来を確認し、そこへ向かうための必要な視点をお伝えします。

  

 

ご興味のある方は、未来設計キャリアコーチング無料体験セッションへぜひお越しください。

  • 日程:ご都合の合う日程で調整します
  • 時間:90分(無料体験セッション45分・本プログラム説明45分(ご希望の方のみ))
  • 場所:Zoomで開催します

     

単発セッション通常価格13,200円

体験セッション無料 (2025年新年度応援キャンペーンにつき、先着5名様限定)

 

*このセッションは、あなたのキャリアがどのように前進するかの可能性を探る時間です。

必ずしもこのプログラムへの参加を強制するものではありませんのでご安心ください。

さらに、あなたが直面している課題や、実現したい未来について、それらを叶えるための具体的な道筋をご提案します。

あなたの悩みに寄り添い、目指すべき未来を一緒に描く。それが、未来設計キャリアコーチングの目的です。

 

【さいごに。】

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

もしかしたら今、あなたは「このままでいいの?」と心のどこかで問いかけているかもしれませんね。

でも、その違和感やモヤモヤは、あなたが次のステージへ進むサイン です。

 

私がこれまで出会ってきた女性たちも、最初は不安や迷いを抱えていました。

けれど、「選択肢は一つではない」と気づいたとき、未来は大きく変わり始めました。

・会社員として働き続ける未来
・新しい環境へ挑戦する未来
・自分の強みを活かし、起業する未来

 

どの選択も間違いではなく、「自分で選び取ること」 こそが、人生を豊かにする鍵。

選択に「正しい」「正しくない」なんてないんですよ。

自分の選択を「正解」にしていけるのは自分だけなんです。

 

もしあなたが、

・会社を辞めようか迷っている
・「本当にこのままでいいの?」と心がざわつく瞬間がある
・「何かを変えたい」と思っているのに、一歩が踏み出せない
・「私らしい働き方を見つけたい」と思っている

そんな想いがあるなら、今が人生の転機かもしれません。

 

そして、その可能性を見つけるお手伝いをするのが、このキャリアセッションです。

これからの道を自分で選んでいこうとしているあなたの背中を、ちょっとだけ押させていただけましたら幸いです。

 

あなたの未来が、もっと自由に、もっとあなたらしく輝くことを願っています。

お話しできる日を、心から楽しみにしています!

 

 

株式会社キャリア・ジョセフィーヌ 代表取締役 関 優子 

 

千葉を拠点に活動する接客・ビジネスコンサルタント。

ご紹介だけでコンサルティング・研修のご予約は満枠。

 

日本航空国際線ファーストクラス客室乗務員として14年間に渡り乗務。

在職中は、国賓・政府要人・財界著名人・国内外のVIPフライトなどを数多く担当し、第一線で活躍。

その後、ホテルニューオータニのフロントレセプションの要職を経て

2010年、兄の病死をきっかけに自分のスキルと経験で人様のお役に立ちたいと独立。

クライアントは大手企業や政府機関から起業家に至るまで幅広い。

 

特に近年は、女性支援に焦点を当て、経済産業省のプロジェクトコアメンバーとして活動。

主宰する女性起業アカデミーを通じて多くの社会起業家を育成し、地域経済や社会問題の解決に貢献。

病気の兄を支えられなかった経験から、人々が互いに支え合うサポートする文化を広めることに情熱を注いでいる。

大学4年生の子を持つシングルマザー。生クリームと猫が好き。

 

 

51歳。シングルマザーからベンチャー社長になった
 関優子の起業ストーリー。

 

ありたい姿に寄り添って夢を実現する

〜女性がより生きやすくなるために〜 

 

 

「女性が活躍する」ということに近年非常に注目が集まっています。

「女性が活躍する社会」 これを口で言うのは本当に簡単なのですが、

それは一体どういうことなのか、私の起業したヒストリーを少しだけお話しさせてください。 

 

 

日本航空 

私は、日本航空でフライトアテンダントをしておりました。

皆さんはフライトアテンダントという職業を聞いて、どのような世界をイメージされるでしょうか? 

まさに女性が活躍する職場ですから、「女性が社会で活躍する」お手本のような企業だと思っていました。

実際に日本航空に新入社員で入ってみて、本当に良い会社だと思いました。

しかし、結婚出産を経て、1年で職場に復帰してみると、事情が少し違うことに気が付いたんです。

例えば、ある夜、息子がぐったりしているので急いで熱を測ってみると、40度以上の高熱が出ていました。 

かかりつけの小児科ももうやっていない、ファミリーサポートさんにも連絡がつかない。救急夜間外来に駆けつけたいけれど、あと2時間後には乗務しなければならない、どうしようと。 

真っ先に思い浮かんだのは、仕事なんかほったらかして、子供のそばにいたいと思いました。 

けれども、ご経験がおありの方もいらっしゃると思いますが、実際に子供の病気を理由に仕事を休むのは本当に勇気がいることなんです。 

自分が休むことで周りの方々にも大きな迷惑をかけてしまう。

フライトアテンダントという仕事も誰かに代わってもらうことも容易ではありません。

 

結局この時は葛藤しながらも、なんとか、折り合いをつけてもらい

実家の母にお願い出来ましたが、フライトしていても息子のことばかりが頭をよぎります。

私はシングルマザーなので、息子がこんなにしんどそうにしているのに置いていく、

私はなんてダメな母親なんだろう。

自分への罪悪感があふれ、本当に心が引き裂かれる思いでした。 

そうしたことが重なって、居づらくなって辞めていく先輩方も見送ってきました。 

つまり、女性が活躍するその陰では目に見えない重圧ですとか、大きなプレッシャーと戦っている現状があるんだと思います。 

JALといういろいろな制度や施策が整っている企業であったとしても女性が自分らしく輝くということは、なかなか上手くいかない現状がそこにはありました。 

 

兄の死

仕事でも自分らしく輝けない中で、追い打ちをかけられるように、ある一本の電話が突然鳴ったんです。 

唯一の兄弟である兄が急遽入院することになったという父からの電話でした。 

父は電話口で泣いていました。 

 

兄は末期の悪性リンパ腫で、医師からは、「もう助からない」と言われました。 

私は、兄が大好きだったので・・・どうしても・・遠くへ行って欲しくなかった。 

そこで私は駆けつけた病院である1つの約束をしました。それは、「弱音を吐かず、最後まで頑張り抜くこと」というモノでした。この約束が、後に兄をすごく苦しめる結果となりました。 

 

兄の病状はドンドン悪化していくのですが、兄は約束を守って決して弱音を吐くことはありませんでした。 

それは兄として、私や家族を大切に想っての事だったのかもしれません。 

最期の時に消え入りそうな声で、「ごめんな。もうダメなんだ・・・・。」という一言を残して、兄は意識を失いました。

・・・・。

唯一の弱音はそれだけでした・・・。 

・・・・。

その様子を見て、私はハッとしました。 

なんてひどいことをしてしまったんだろう。 

兄は最後まで頑張り抜きました。 

 

だけれども、もしかしたら弱音だって吐きたかったのかもしれない。

厳しい投薬治療だってやりたくなかったのかもしれない。

もしかしたら私の為に頑張ってくれていただけなんじゃないか。

本当ならば、私が兄の心の中の声を聞いて、

兄がしてほしいこと、必要なことに耳を傾けなければならなかったのに、逆に兄に気を使わせてしまっていた。 

 

わたしはただ単に、自分のエゴを兄に押し付けていたんだと強く思いました。 

・・・・今でもすごく後悔しています。 

ですから私は決心したんです。 

自分の人生をかけて、誰かのために寄り添って生きたいと。 

相手の本当にしたいこと、ありたい状態それに寄り添って、そう出来るようにサポートしていきたい。

そう、思って日本航空をやめて、コンサルタントという道を選びました。

それからたくさんの方に出会って、いろんな方に寄り添ってサポートしてきました。

 

 

女性支援カウンセリング

 

その中でつい先日、非常に印象深い方のカウンセリングをさせていただきました。

最後にその女性の話を一つさせていただきたいと思っています。 

その方は、仮名ですけど加藤さんと言います。 

 

加藤さんは私のところに訪ねてこられて非常に緊張したご様子でした。 

そして私はいつものようにキャリアカウンセリングをし、その中で「何か夢はありますか?」と聞いたんです。 

そしたらどうなったかって言いますと・・・。

 

加藤さんは、「夢?私が夢を持ってもいいんですか?」と怒り始めたんです。

 

「いやいや怒らなくてもいいじゃないですか。あの、もし夢があればあのおっしゃってください。無ければ無かったでいいんです。それは、私が持て。とかこうであれということではないんで、もしなりたいことがあれば言ってください。」って言ったんです。 

 

でも彼女は頑なに「私が夢を持つなんて考えてることもないです」と怒ったままなんですね。

で私は、「まあまあ。そう言わずに。」と言いながらも一旦受け止めて、その日はそれで一通りお話をお伺いして帰って頂きました。

 

で、「まー。難しいな。キャリアカウンセリングは」と。
人様に気付きや何かこう希望を見出す促しというものが出来ればよかったんですけれど・・・。

 

きっと、加藤さんはもう私のところへはお越しになってはくださらないだろうと思って、

丁重にその後ろ姿を見送りました。

・・・・。

しばらくすると、その女性、なんと腑に落ちていなかったにもかかわらず2回目も訪ねて来られたんですね。 

で、彼女こう言うんです。 

 

「先生、私、あのまだ自分の夢を持っていいのかよく分からないんですけど、やりたいことがあります」 

「やりたいことって、何ですか?」とお伺いしたら、

「子どもたちと関わっていくそういう仕事がしたいんです。ま、仕事って言うと大げさかもしれないんですけれど、何かそういうことをちょっとでもやっていきたいと思っています」

 

「加藤さん、素晴らしいじゃないですか。例えばどんなことですか?」 

私はそのあと、方向性を一つずつ確かめる仕事をさせていただきました。 

 

その提案させていただいた一つに、幼児教育のボランティアというものがありました。 

最初は「私にできるかしら」とご不安もあったようですが、話をしているうちに挑戦してみたい!という思いに変わり、

そして彼女は今、非常に明るくて生き生きとされた様子で幼児教育のボランティアをされていらっしゃいます。 

 

最後に・・・。

 

私は最初にお話しさせていただきましたように仕事もプライベートも上手くいく事が出来ませんでした。

振り返ってみると、当時、私は本当に孤独でした。 

 

苦しくて もがいていたのにも関わらず、誰にも相談することが出来ずに、一人きりで必死に抱え込んでいました。 

もし、そんな時に誰かがそっと寄り添ってくれて、心の中の本当の声を聞いていてくれていたとしたら、加藤さんのように、自然と一歩ずつありたい姿に向かって進んでいくことが出来たんじゃないか、兄にも寄り添えたんじゃないか、と思うんです。 

 

「女性が社会で活躍しよう」とすると、目に見えない重圧やプレッシャーが少なからずのしかかってくる、ということも事実だと思います。 

それは男性女性どちらにもあると思うんですが、子育てなどの問題もあって、より女性の方がその重圧を強く感じてしまう傾向にある。そうすると本当に言いたい事を言えなくなって、やりたいこともやれなくなって諦めていってしまう。 そんなときに、声を出してもいいんだよ。誰かに寄り添ってもらうことで、社会の中でもう一度立ち上がろうと一歩踏み出すことが出来るんだと思うんです。 

 


そのためにはパートナーが必要で、それが私達コンサルタントなんだと思います。 

女性が社会で活躍する、その側には、よりたくさんのコンサルティングやご相談の機会が必要なんだと思います。

一人一人女性がどうありたいかっていうのは違うと思うんですけれど、そのありたい姿に寄り添って、夢を実現出来るを社会を作っていきたい。と私は思っています。 

 

そういうことを通して、

女性がより働きやすく。

そして女性だけではなく、全ての人が自分のやりたいこと、

そして加藤さんのようにありたいようになって明るく人生を生きられること、

そういうことを目指してみなさんと一緒に仕事ができたら、と思っています。

 

 

そんな素敵な明るい社会を作っていきましょう。