
【老舗企業の改革は、現場から始まる。】
昨日は、名古屋コーチンで有名な鶏三和さんなどの事業展開を持つ
オールドリバー様の店長研修に登壇させていただきました。
今回の研修では、店長の皆様に、ただ話を聞いていただくだけではなく、
実際にロールプレーに取り組んでいただきました。
11チームに分かれ、
それぞれNG例と改善例の両方を演じていただくことで、
「お客様はどのように感じるのか」
「現場の改善点のポイントはどこなのか」
「どのように変えると、お客様に安心感や心地よさが伝わるのか」
それを、頭で理解するだけではなく、
目で見て、体で感じて、心でつかむ。
そんな時間になりました。

接客は、言葉で聞いてわかったつもりになるよりも、
実際に見て、やってみて、違いを体感することで、
はじめて本当の意味で腹落ちしていきます。
だからこそ、今回のロールプレーは、
店長さんたちの活発な意見交換と臨機応変な現場での声が
とても大きな意味を持つ時間だったと感じています。

そして何より、私の心を打ったのは、
店長の皆様の熱量でした。
一つひとつの場面に真剣に向き合い、
ただ演じて終わるのではなく、
「これを自分の店舗に持ち帰ったら、どう伝えるか」
「現場でどう活かせるか」
「スタッフにどう落とし込んでいくか」
そんなことまで考えながら取り組んでいらっしゃるお姿に、
思わず、“さすが店長さんたち!”と何度も感じました。

老舗企業には、長年積み重ねてこられた信頼があります。
歴史があります。
守ってきた価値があります。
けれど、その信頼を未来へつないでいくためには、
ただ守るだけではなく、
今の時代に合った形で、現場から進化していくことが必要です。
その最前線に立ち、
現場を動かし、空気をつくり、
お客様に届く価値を育てていくのが、店長の皆様なのだと思います。
伝統を守りながら、さらに良くしていこうとする姿勢。
現場をもっと良くしたいという真摯な気持ち。
その熱い思いが、ひしひしと伝わってくる研修でした。
改革とは、何かを壊すことではなく、
大切にしてきた価値を、次の時代へふさわしい形で磨き続けること。
その一歩にご一緒できましたことを、
心より光栄に思っております。
貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。
