女性コンサルタントのブログ

めざせマナー美人!「つつがなく暮らす」ということ

私の住んでいる稲毛には

「浅間神社」という神社があります。

 

 

私は事あるごとに、

必ず参拝するようにしています。

 

 

鳥居の前で一礼し、

手水舎で手を洗い、

拝殿に続く階段を上る前に一礼して

賽銭を入れ、

鈴を鳴らしてから二拝二拍手一拝する。

 

 

朝、何度となく立ち止まってきちんとお辞儀をし、

神様にご挨拶するのはとても気持ちが良いものです。

 

 

そして、手を合わせて心の中で唱えるのは、

昨日もつつがなく過ごすことができたことへの感謝と、

今日も同じように過ごすことができますように、

という願いです。

 

 

「つつがなく」という言葉は、

最近、あまり耳にしなくなったように思います。

 

 

しかし、

”何事もなく平安な1日が過ごせる”

ということがいかに尊いことかということを

このコロナウイルス を契機に実感した方も

多いのではないでしょうか。

 

 

ちなみに境内は掃き清められていて、

手水舎には常に水があふれています。

 

柄杓にとった水は清く、

手にかけた時の温度で

季節の移ろいを感じます。

 

 

正月には葉牡丹が、

春の訪れが待ち遠しい

この頃は、

梅に続き桜の花が境内に彩りを添えます。

 

 

都会の中であっても

自然が感じられるというのは

嬉しいものですね。

 

 

 

心を整える場所

 

 

私にとってこの「参拝する」という

行いはとても大切な時間なのです。

 

というのも

人は環境によっていとも簡単に

心が乱れるからです。

 

 

例えば、

このコロナウイルス の連日の報道によって

たとえようのない息苦しさ・閉塞感を感じ

先が見えない、正体のない不安を感じてしまう。

 

なんだか、

それだけで心が疲弊していくのが

わかります。

(ウイルスよりも

もっと怖いのは

人の「不安」

の方ですよね)

 

私が事あるごとに

浅間神社に参拝するのは、

そうした”負の気持ち”

をリセットするためでもあります。

 

 

 

「八百万の神」

という言葉が象徴するように、

昔の日本人は、

神様は自然物の中に宿っているもので

先祖の霊も神様となって子孫の暮らしを

常に見守ってくれていると信じていました。

 

 

神様は私たちの周囲のありとあらゆるところにいて、

それらの多くの神々のおかげで日々を

つつがなく過ごすことができると考えられてきました。

 

 

それゆえに

いつも神の存在を感じ、

神々様に感謝する気持ちを抱いて

暮らしていたそうです。

 

 

 

現代は常に忙しすぎて、

心を落ち着かせる

”時間”や”場所”さえも

持てない人が

多いのではないでしょうか。

 

 

「不安」ではなく、

「希望」のエネルギーを

本気で広げていきたいと思っています。

 

手を取り合い

難局を乗り越えられますように・・・。