こんにちは。
キャリア・ジョセフィーヌの関優子です。
前回は、少しだけ『選ばれ続ける』コンサルタント
になるために心がけること。
というお話をさせていただきました。
今日も引き続き、コンサルタントの「マインド」の部分
をお話させていただきたいと思います。
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「相手のために、役に立ちたい。」
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このマインドは、コンサルタントの仕事の原動力になると思います。
これを読んでくださっているあなたも、
そう思っているのではないでしょうか?
わたしはですね。
「クライアントのために」力を発揮するのが、
コンサルタントの役割だと思うんです。
「クライアントのために」という価値基準を持てない人は、
そもそもコンサルタントに向いていないのではないかと思います。(←厳しいなー!でも、正直そのように思うのです)
私は、小さい頃、他人を助けて、
「ゆうこちゃん。ありがとう、すごいね」
と先生からほめられたことが、
コンサルタントという道を選ぶ原体験となっていると思っています。
一方で、「自分はこう思う」「自分はこうする」
という自立した精神も必要です。
相手に言われたことをそのまま鵜呑みにしていては、
コンサルタント失格です。
何に対しても「本当にそうなのか」を問い、
自分なりの考えを持ち、
それを相手に伝えられる能力が求められます。
クライアントから言われることと、
自分の考え、さらには実際の状況と、違うこともよくあります。
例えば、(ここでは経営コンサルの例でお話しさせていただきますね)
クライアントの経営者は、積極的に事業拡大したいと言っている。
でも、事業環境は大変厳しく、拡大がうまくいく可能性は低い状況。
自分もあまり事業拡大に賛成ではない・・・・・。
このようにクライアントさんと対立したときは、どうすればよいでしょうか?
「あなた」だったらどうしますか?
・・・・クライアントのために自分の考えを押し殺して、
クライアントの言うとおりに進めるという道もあります。
確かに一般論として、
クライアントが実現したいことを手助けするのは重要なことです。
でも何でもかんでもクライアントに従うだけだと、
『あなた』じゃなくても良いのかもしれません。
本当にうまくいかないと思うのであれば、別の道を示す方が、
真に「クライアントのために」なるかもしれません。
でも、極端に自分の意見に固執するのは、
単なる「頑固者」です。
クライアントから疎遠にされ、
意見を無視される存在になってしまうかもしれません。
また、あまりに融通の利かない態度では、
コンサルティング契約が打ち切られてしまうかもしれません。
結局、クライアントさんの主張を丁寧にお伺いし、
クライアントさんのとれるリスクを考慮の上で、
納得感のある合意形成に導くという、
柔軟なバランス感覚が必要なのです。
こういうマインドは、必ずしも先天的なものでは無いと思います。
「クライアントのために」という利他の精神と、
自立の精神と、
そして、柔軟なバランス
を意識して
日々の仕事に臨むことで、
選ばれ続けるプロフェッショナルに
必要なマインドも培われていくのではないでしょうか?
コンサルタントとしての「在り方」について
今日はお話しさせていただきました。