あなたの職場では、同僚への感謝をどのように表現していますか？

 

お客様に対して、「感謝の気持ち」を伝える方法は、いくつもあります。

その方法とは、「笑顔」もそうですし

誠実さの伝わる「身だしなみ」

さらにはマニュアルにはない「言葉がけ」

そしてあたたかな「心遣い」も必要です。

 

そしてそれは、お客様はもちろんのこと、一緒に働く仲間にもぜひ伝えて欲しいメッセージでもあります。

 

職場の仲間への敬意や思いやりによって生まれる良質なチームワークは、

一人一人が仕事において最高のパフォーマンスを発揮するための大きな要素になるからです。

 

職場内におけるギスギスした人間関係は、余計なエネルギーを消耗します。

本来ならば、お客様に向けるべき「心遣い」が

それで消耗されてしまうことは、誰にとっても良いことは一つもありません。

 

私は、一人一人が持っているエネルギーやアイデアを最大限に活かすこと、

それこそが経営陣、スタッフ、お客様の全員が幸せになる方法だと思っています。

 

お客様は、自分に向けられた接客への関心だけでなく、

スタッフ同士の間に流れる空気感を敏感に感じ取っていらっしゃいます。

 

「スタッフ全員で良い仕事をしよう！」

「最高のパフォーマンスをしよう！」

という爽やかな雰囲気に包まれた空間は、お客様にとって居心地の良いものなのです。

 

 

また、一緒に働く仲間への心遣いや働くことへの感謝を持つオーラをまとっているスタッフというのは、

そこにいるだけで華があり、周囲から一目置かれ、魅了される力を持っています。

 

逆に目立つためだけに「やってます感」を演じるスタッフには「あざとさ」が垣間見えますが、

自然体でそれができるスタッフは、仲間にとってもお客様にとっても人気者であるのは当然のことです。

 

 

CAだった頃、ある訓練生がOJTで乗務していた時、

「周囲の先輩CAたちがまるで”ひな鳥”を育てているかのような雰囲気が良かった！」

というお客様からのお声をいただいたことがあります。

 

それを耳にしたとき、やはり上下関係がある中でも

相互に敬意を持った仲間での仕事は、お客様へのプラスの影響をもたらすものだと再認識しました。

 

お客様に対してはもちろんのこと、

一緒に働く仲間に対しても「相手を尊重し、大事にしている」ということを身をもって伝えてみませんか？

そんな仕事に対しても懸命であるスタッフは人の心を動かします。

なぜなら、誰かのために懸命でいる姿がとても美しいからです。

 

職場において、一人でも多くこのようなスタッフが増えるとプラスの連鎖が起きます。

あなたも早速、同僚に感謝の言葉を伝えてみませんか？

 

 

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