「起業初心者なんで、もう少し学んでから・・・」
「初めてなんで、もう少し力をつけてから・・・」
「時間をかけてから・・・」
そんなことを言い続けて、ずーっと憧れの仕事や興味のある仕事を先送りにする人がいます。
これは、起業でもお仕事でもとてももったいないことだと思うんです。
チャレンジングな案件が目の前にある時、行動を起こせば何か掴めそうな時は、
全力でそれにしがみつきたい。
とはいえ、自信がないのの、おじけづく気持ちも、失敗して恥をかきたくない気持ちもわかります。
私も、実はそのタイプで「絶対大丈夫!」と思えるまで動かず、
「自分にはまだ早い」と尻込みしてしまうタイプでした。
でも、どれだけキャリアを積んだところで
「よーし!十分、力がついたー!」とはなかなかなりません。
それにどんなチャレンジも早い時ほど失うものは少ないし、
むしろ失敗から学ぶことの方が多いんです。
例えば、新人時代、ダメもとで無謀なオファーや挙手をして断られたとしても、
そこには「相手に記憶に残流」というメリットは残ります。
特に「大手企業」や「一流」と言われる方々ほど、
新しい才能や面白い出会いを求めていて
「お前ごときがよく来れたな!」と冷たいことをおっしゃる方もほとんどいません。
むしろ勇気を持って手をあげておくと、そこでは実を結ばなくても
「あの時連絡してくれた○○さんか」と記憶に残り、これが案外、後につながります。
経験が少ないことは、裏を返せば「なにかと許される」特権になります。
多少、背伸びをしても、傷つきたくない気持ちにフタをして一歩踏み出してみる。
そうすればそこには意外な世界が待っています。