今年度も研修で200名近い新入社員さん、若手社員にお目にかかりました。
みなさん、本当にのびしろがスゴイ!
朝、「おはようございます」と言いながらも不安そうな表情から一転、
お帰りになる時には、頼もしい背中に変わっていきます。
今年度もご用命いただき誠にありがとうございました!!
そこで、よくご質問いただくのが「名刺交換のマナー」についてです。
今日は、自己流であやふやな方も必見の「本質」を捉えた内容となっております。
結論!自分の名刺を渡すことばかりに気を取られるのではなく、
相手の動きに合わせる配慮を持ちましょう!
名刺交換は初対面の挨拶であり、そこで第一印象が形成されます。
ですが、名刺はあくまでも相手に自分をよりよく知ってもらうための
「情報カード」で、大切なのは目の前にいるその人です。
自分の名刺を渡すことばかりに気を取られて相手の動きに合わせる配慮がないと
余裕がない印象になってしまいます。
逆にスマートな名刺交換だと、ビジネスマンとして洗練された印象を与えることができるのです。
名刺の扱い方のポイント
ビジネスなどの場で初めて会った人には、挨拶をして名刺を交換します。
特に日本では、名刺はその人の分身のように受け取られている面があるので、
汚れたり折れた名刺を差し出したり、
いただいた名刺をぞんざいに扱うのはマナーに反します。
そして、名刺いれは必ず携帯し、財布や定期入れなどで代用しないようにしましょう!
さらにビジネスでは、外出時に自分の名刺を確認し、少し多めに用意します。
いただいた名刺は会社に帰ってから整理しますが、面談の日時や本人の特徴などをメモしておくと良いでしょう。
ただし!相手の目の前でしてはいけません。一枚の名刺から大きなビジネスの発展することもあるので、
名刺交換は必ず受け取ってもらえる販促ツールとして大いに活用しましょう。
名刺交換のポイント
・目下の者から目上のものに差し出すのが原則です
・訪問した側が先に出します
・相手が複数いる場合は、上位者から順に名刺を交換する
・名刺を渡す際は、相手が読みやすいように名刺の向きを変えて右手に持ち、左手を添えて
「初めまして。株式会社キャリア・ジョセフィーヌの関優子と申します。よろしくお願い致します。」
と名乗って渡します。
・名刺を受け取る際には、右手で受けとり、左手を添えて「頂戴します」「いつもお世話になっております」と言い、
礼をしながら受け取ります。
ただし!
名刺を同時に交換する場合は、下のイラストのように名刺を持ち、
右手で相手の名刺入れの上に自分の名刺を置くように渡し、
反対に相手の名刺は、自分の名刺入れの上で受けるようにします。
【同時交換する場合】
大切なのは・・・コミュニケーションです。
名刺交換で一番大切なことは、相手とのコミュニケーションなんですよね。
名刺は単なる「アイテム」であって、それが意味を持つのは交換する相手との人的関係があってこそです。
お相手との出会いの瞬間を大切にし、印象を良くすることで、あなたのビジネスはもっと可能性が広がっていくことでしょう。
そのためには、相手の名前や肩書きを確認して、自己紹介をしっかりと行うこと、
そして目の前の相手との会話をしっかりと楽しむことが重要です。
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