あなたは、「接客業」と聞いて思い浮かべる仕事は何がありますか?
CA、ホテル、飲食店、販売業などが浮かぶのではないでしょうか?
そもそも「接客」とは、「お客さまと接すること」です。
ですから、来客応対もする事務職の人や、営業職の人も「接客業」という事になります。
人と人が顔を合わせて話をするのですから、第一印象がもちろん重要です。
では、どうすればたった一瞬で相手の心を掴む「好印象」を持たれるのでしょうか?
それは『笑顔』です。
しかも作り笑顔ではダメです。
おかしくもないのに、作り笑顔もダメってどうしたらいいの?!と思われるでしょう。
自然な笑顔は、●●から!
自然に笑顔を出すためには、お客さまに『感謝』の気持ちを持つことです。
こんなに暑い中、「わざわざお越しくださった。」
他にもお店があるのに、「弊社を選んでいただいた。」
と感謝の気持ちを持ちながら、お客さまとお話してみてください。
大げさではない、優しい微笑みを浮かべた表情になっているはずです。
一つコツをあげるとすれば、
歯が少し見えるように笑うと、より印象が良いです。
口を開けすぎても失礼になりますので注意してください。
では、どれくらいがちょうど良いのでしょうか?
「ウィスキー」と言った口の形が理想とされています。
もしくは、「ハッピー」「ラッキー」でも構いません。
要は、口角を上げることです。
「笑顔がなかなか出ない・・・」、という人は、
鏡の前で「ウイスキー」と言いながら笑顔チェックをしてみてください。
口角を横に引くのではなく、「上げる」イメージです。
笑顔が自然に出るようになれば、気持ちにも余裕が出てきた証拠です。
言葉づかいや、所作などのテクニックももちろん大事なのですが、自然に出る笑顔があってこそだと私は思います。
お客さまに感謝の気持ちをもって接すれば、たとえ敬語が上手に言えなくても、
「頑張って、私の応対をしてくれてるんだな。」とお客さまには必ず伝わります。
逆に、敬語が完璧でも感謝の気持ちをもってなければ、お客さまは不愉快な気持ちになります。
例えば、こんなご経験ありませんか?
マニュアル通りに淡々と応対され、それが続くと、ちょっとイヤな気持ちになったりしますよね。
多少、敬語が違っていても自分の言葉で伝える、という事が大事だと思います。
もちろん、敬語がきちんと使えるにこした事はありませんが、
お客さまに応じて使い分けられるようになると、上級者でしょう。
もし、とてもフレンドリーに話をしてくださる歳の近いお客さまでしたら、
少しくだけた話し方の方が、お客さまはあなたを身近に感じるかもしれません。
ただ、あくまでも「お客さま」であり友人ではないので、馴れ馴れしい応対にならないよう注意しましょう。
さらには、お客さまを覚えることも大切です。
例えば、ガーデニングが趣味で・・・という話しを前回の来店の時、聞いていたら
「今の時期は、何の花が咲いてますか?」とこちらから話題にすると、
「よく覚えてくれてましたね!」と、お客さまはとても嬉しい気持ちになります。
そして、あなたのコアファンになってくれる事でしょう。
それはイコール、あなたの会社のファンになるという事です。
「お客さまへの感謝の気持ち」
これが、いちばん大事だと私は考えます。
この気持ちがあれば、自然と仕事を学ぶ姿勢も出てくるはずです。
テクニックに関しては、マニュアル本を読むよりも、ファンが多い身近な先輩社員のマネをする事をオススメします。
その裏には必ず、理由や極意があるからです。
良いところはどんどんマネして、自分のアレンジを加え、スキルアップしてくださいね!
(ちなみに、アイキャッチ画像は、今話題の生成AIミッドジャーニーで自分で作りました!)